先日の記事でも書いた通り、今週、優磨と私でフリマに出店したら私的には突っ込みどころ満載で楽しい時間となりました。
私の思惑としては、モノの値段はどのように決まるのか、需要と供給とか、商売とは何なのかというのをうっすら知ってもらえたらいいなというところ。売れたお金は優磨のお小遣いになるというということで、優磨張り切っておもちゃを選別しました。そこまでは順調。そして迎えた当日どうなったかというと、、、親としては爆笑の嵐でした。
「ママ、僕おもちゃ1こ1,000ペソで売りたい。」
「やっぱり売りたくないおもちゃがある!」と改めて選別しなおし、売れるものが半分に減る。
「ぼくあっちのお店のおもちゃがほしい!!」と売ることよりも買うことに熱心になる。
「僕もうプールで泳ぎたーい!」(会場にはプールあり)
需要と供給とか、商売とか”うっすら”どころかまったく感じなかったのではないかと思いつつも、少し利益がでたのでそれで新しいおもちゃを買うことをとっても楽しみにしていて、そんな優磨がハッピーでとってもかわいいという結局親バカを発動して終わりました。
ちなみに、私自身も日本でフリマに出店したこともありますが、”お金”について意識して考えるようになったのはバックパッカーとして、インドを回っていた時のこと。30歳を過ぎてからでした。その前にまわった東南アジアもそうだったのですが、インドでも最初はほとんどのものを交渉して値段を決めなければならないことに違和感や疲れを感じていました。
けれども、経験を積んでいくうちに、モノの価値を自分の物差しで決めるということがとても自然に感じられるようになっていったのです。「自分がいくらだったらこれを買いたいのか?」をきちんと自分に対して確認をして購入するかどうか決める。そして、売っている値段がそれ以上であれば交渉する。もちろん、それはやみくもに交渉するわけではなく、相場観なんかも頭にいれたうえでします。私が自分自身に決めた値段が、売り手にとってもハッピーである場合に購入する。交渉中に、この人はこれ以下の値段だとハッピーじゃないんだとわかるので、それであれば諦める。
元気で歩く余力もあるときと、疲れ果てて一秒でも早く宿に帰りたい時のトゥクトゥクに対して私が払いたい金額は違う。
日本にいたときは値段が決まってることが当然だったので、自分なりの物の価値を持つという意識がありませんでした。それはとっても楽でしたが、インドでそのことに気づいてから、モノを買うことが上手になったように思います。
だからこそ、優磨にも小さいころからお金についていろいろ知ってもらえたらいいなと思っています。
長くなりましたが、最後に、今回のフリマとセブに住むママたちのランチ会を開催してくださったのはCEBUYOLOのアミさん。
セブで交渉してお店を抑えてというのはいろいろ当日まで大変なので、こういった会を開催してくださることに頭が下がります。と~ってもゆるゆるなセブは、さっき言ったことが次には変わっていたり、約束したはずのものが用意されていなかったりということが多くあります。それを何十名もの人が参加する会を仕切るのは本当に大変なことなのです。
当日はAsmaraという、と~ってもステキなイタリアンレストランでランチブッフェ。こんなにママさんがセブにいらっしゃたのか!?と驚き。しかも皆さんおしゃれ。
フリマがひと段落した後は子どもたちはレストランについているプールで、ママたちはプールサイドで一杯飲みながらおしゃべりに花を咲かせました♪
ね、素敵すぎるでしょう?
普段からレストランやカフェとして利用できるのでちょっと優雅に、と同時に子どもも遊ばせたい方は是非是非Asmaraを訪れてみてください。