急きょ6月4日から2週間ほど中島芭旺君のお母さんである岩切弥生さんが来校されることとなり、芭旺君の著書である『見てる、知ってる、考えている』を読んでみました。
これを10歳の男の子が!?
自分が10歳の時は何をしていただろうか?何を考えていただろうか?そんな風に思わざるを得ない”深い”言葉の連続でした。
でも、子育て中のママとしては”深い”だけでは済ませられない言葉も。
自由にやっていいよ!
でも、ゲームはダメだよってどっちだよ!「子供は大人に従いなさい」
なんて言っている大人がいることが驚きで、
そんな先生がいるのが驚き。同じ人間なのに
大人が書いた子育ての本ではなく、10歳の子どもが書いたことばだからすごく刺さるし私たち大人が思っている以上に子どもはいろいろ、それこそ見てるし、知ってるし、考えてるんだと思い知らされます。
私たち大人が子どもに対していかに理不尽か。
友達や仕事の相手には絶対に言わないようなことを言ったり、気分に任せて怒ってしまったり、、、
私もよくやってしまうのです。
お出かけ前に急な用事が入ってさんざん子どもを待たせたのに、こちらの用事が終わったとたんに「早くいくよ!」とか、昨日はipad見てもいいよって言ったのに今日はダメとか。
この間小児科で見かけた風景
もう、何でじっとしてられないの、こっちに座ってなさい!もう、何でママの邪魔するの、あっちで立ってなさい!
どっちやねん!と関西弁で突っ込みたくなりました。
大人が子どもに対していかに理不尽であるか、、、
もしかしたらたくさんの10歳の子どもたちが思っているかもしれないけれども世間や大人たちには知らしめることができないでいる言葉や想いであり、芭旺君が言葉にして、本となり、17万人の大人(多分購入するのは大人だと思う)に届いたということがすごいことだなと思いました。
そして
ママだから好きなのではない。
この岩切弥生という人が好き。
私も優磨や優月からそんな風に言ってもらえる人になりたいと思いました。
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