子どもとの英語での会話のバリエーションを増やしたいなと思ってアマゾンで選んだ本が、
「井原さんちの英語で子育て」井原香織さん著
だったのですが、表現集としてもですが幼児英語教育をする意味、想いなどに共感しすぎたのでブログに(メモ書きていどですみませんが💦)残しておきます。
というのも、子どもたちが英語を話せるようになってほしいというのはほぼ100%の親御さんに共通した願いなのではないかと思います。ただ、その背景に「なぜ英語を話せるようになってほしいのか?」という部分が欠落していることが多いのではないかと思うのです。
井原さんはこのように書いていらっしゃていて、私が最も共感したのもこの部分です。
私たちが子育てに関して願っていることは、英語よりも何よりも、まずはもっと当たり前のことなのです。「こどもにたくさんの愛情を与えたい」「一緒にいろいろな経験をして、世の中の素晴らしいことを分かち合いたい。」「前向きで思いやりのある子どもに育てたい。」といった根本的なものがまずあり、「英語で子育て」はそれを達成するための一つの要素なのです。
英語にとらわれるあまり、根本を見失ってしまっては、「英語で子育て」は意味のないものに終わるかもしれません。しかし親として本当に大切なものを忘れず、その達成のために英語をうまく利用していけたら、「英語で子育て」は子育てを何倍も素晴らしいものにしてくれると思います。
井原さんちの「英語で子育て」にみる幼児英語教育の3つの利点
1.子どもの言葉の成長に2倍感動
息子さんが日本語を話しても、英語を話してもうれしくて大喜びをしたそうです。親にとって、子どもの言葉が増えることは成長の中でも認識しやすいものですよね。
2.英語流の褒める子育て
英語には人をほめる表現がたくさんあるので、それらを意識的に取り入れたそうです。この本でも書かれていますが、私も子どもたちにI’m proud of you.をよく使います。優磨に初めてI’m proud of youと言ったときの彼の表情は1年以上たった今でも覚えています。誇らしげでうれしいそうで何とも言えない気持ちになりました。
日本語では直接的な愛情表現がはばかられても、英語だとすんなり言えてしまうものです。
1.2ともに、こんな風に子どもと接していることを想像するだけでも幸せな気分になりますね。僕はとっても愛されていると自己肯定感も育むことができる素晴らしい機会になります。
3.夫婦での会話が増える
英語で子育てという未知のものに取り組むために、ご夫婦で試行錯誤を重ねなければならず、その分コミュニケーションも密にとるようになったそうです。
井原さんちの「英語で子育て」から学べるヒント
この本の出版当時息子さんは3歳ですが、言っていることの内容を読むとセブ育ちの優月より長い文章を言えるようです。(これに関してはお子さんの言葉の能力によるところもあると思います。優磨と優月でもだいぶ違うので。ちなみ優磨の場合は言葉の発達はかなりゆっくりでした)
1.双方向のコミュニケーションが必須
NEWSWEEKに、「赤ちゃんはものすごい言語習得能力を持っているが、CDやDVDを流しっぱなしにするやり方(一方向)だけでは意味がないという記事があったため、双方向のコミュニケーションを行う
2.子どもに英語を習わせるのではなく、自分が言い回しを増やして子どもに語り掛ける
子どもに英語をと思うとインターナショナルスクールや、英会話教室に考えが行きがちですが、小さいうちから自然にとおもうとママやパパが普段から英語で話しかけることがとっても重要になってきます。
3.子どもが英語を発するまでには時間がかかる
意味ないかなと思ったときも多々あったそうです。そこでやめないのが大事ということですね!
4.絵本、DVD、語り掛け
1の双方向のコミュニケーションは必須ですが、語彙や構文の幅を広げることはご自身では難しと思い、絵本の読み聞かせとDVDも併用されています。
絵本の読み聞かせ→本に書いてある言いまわしを吸収していく
DVD→リスニングや発音の土台となる(親御さんが発音に自信がなくても、子どもはCDやDVDから正しい発音を身につけることができるそうです)
私もセブ島留学において子どもさんの英語教育に携わっていて、英語を勉強としてのみとらえることのもったいなさ、英語教育の可能性などを感じていて、今後、英語をやりながら子どもたちの自己肯定感をアップしていくようなことができないかと模索していたところだったので、この本に出会えて、英語を同じようにとらえている方がいるというのを知りうれしくなりました。(その結果としてこのまとまりのない文章になりましたが)。
そんな風に英語をとられていくママやパパさんが増えるときっと英語はもっと楽しくなるなと思います。
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